Ryuichi Sakamoto Playing The Piano featuring Taeko Onuki。
今年の3月から始まった坂本龍一ピアノソロツアーですが
全国を回った後、ヨーロッパ各地でもツアーを行いました。
そして今月になって再び、2009年最後のツアーが日本で開催されました。
http://www.skmt09.com/tour/index.html
今回は、教授1人ではなく「featuring 大貫妙子」と題した
関東と大阪の全7公演のミニツアーです。
その中から最終日の東京国際フォーラム ホールCに行ってきました。
3月の全国ツアーも同じ会場で行われた初日公演に行きましたが
初日よりもツアー最終日の方が評判がかなり良かったので
今ツアーは迷わず最終日をチョイス。
9列目のセンター付近という結構な良席が取れてラッキーでした。
前回は教授自身があらかじめ弾いたMIDIピアノとの"共演"でしたが
今回はピアノ1台のみ。
背景のスクリーン映像も無く、ステージはシンプルな状態です。
客電が落ちて暗くなった瞬間、どこからともなく赤ちゃんの泣き声が。。。
そこに教授が静かに登場。
それでも赤ちゃんは泣き止まず。
そのまま曲が始まってしまいました。
そして1曲終わるまでずーっと泣き声は止みませんでした![]()
正直、全く落ち着いて聴けなかった。。。
赤ちゃんが泣くのは仕方ないと思うけど
さすがに曲の最後まで泣きっぱなしはキツイ(苦笑
すぐにロビーまで出てあやすとか少し配慮が欲しかったなぁ。
大音量のライブと違ってピアノコンサートだし…
前回のツアーの時も、いろいろと問題になってました。
ちなみに、教授の方針としては特に年齢制限を設けず、
赤ちゃんの泣き声も一種の環境音的な捉え方で受け入れるとのこと。
ただし、泣き止まない時は外に出るなど
その辺りは各自で常識的な対応をして欲しいとも言っています。
教授サイドがいくら良い音を追求して聴かせようとしても
聴き手側に問題があったら全く意味がないと思うのです。
赤ちゃんが泣くのはある意味不可抗力だとしても
開演前にアナウンスがあるにもかかわらず
携帯の電源を切らず着信音を鳴らすのはホントに勘弁して欲しい![]()
(今日は鳴らなかったけど)
愚痴でした![]()
さて、最初の数曲はアルバム『out of noise』からの選曲で
ピアノ以外にも音はありましたが、それ以降は教授の弾く生ピアノだけ。
前回と違ってテンションもテンポも決まっていない
演奏者の“生々しい”感情がダイレクトに伝わってきます。
ピアノの音がとても気持ち良く響いてました。
大貫さんが登場すると、ステージはまた一変。
ホールにすーっと溶け込むような歌声がとても心地いい。
教授は普段の演奏とは違い“伴奏”に徹する訳ですが
そこはやはりただの伴奏ではなく、絶妙なバランスで主張してましたね![]()
最初のリハで合わせた時は、お互いが全く噛み合わなかったようですが
ツアー最終日ともなると見事に昇華してました。
『色彩都市』など、教授もアレンジで参加している曲が披露される中、
1曲だけ2人の作品ではない、山田耕筰の『この道』が唄われて
コレがホントに素晴らしかった![]()
1曲ごとにMCが入って、噂どおりの“夫婦漫才”で楽しませてもらいましたw
『風の道』を唄っている途中、突然大貫さんが「ごめんなさい…」と
唄うのを止めました。
教授の演奏は止まらず、結局そのまま続いたのですが
大貫さん曰く、客席からのすすり泣く声で感極まってしまったとのこと。
歌詞を考えると、2人の関係からしていろんな事を思ってしまいますけど…![]()
最終日ということでサービスしてくれたのか『戦メリ』も躊躇なく(?)弾いてくれたし
前回のツアー初日よりも数倍良かったです。
本当にステキな時間を過ごす事が出来て
あの空間に居られた事をラッキーに思います。
行けて良かったー![]()

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